目標達成するためには、ゴール設定→整理→習慣化 のステップがあると聞き屋では考えています。
例えば、転職をしたい場合、「面接に受かるだろうか?」「どんな転職先が自分に合っているのかわからない」といった不安があるかもしれません。
まずは、会社選びだけでなく、自分がどんな働き方をしたいかゴールを設定すること、そして、自分が現状からそのゴールまでの課題を整理すること。そしてその目標に対して必要なことを、一つずつ淡々とクリアしていくこと。
人生に、一撃で目標が叶うような銀の弾丸はありません。
そして、これらのステップは長く遠いように感じるかもしれませんが、このプロセスこそが経験であり自信の糧でもあり、人生の楽しみそのものでもあります。
自己啓発本やYoutubeなど、一方通行の発信ではみつからない、あなた自身の本質を見つけながら、目標達成までの道のりを一緒に楽しみながら進んでいきましょう。
1. ゴールを設定する
こういう自分になりたい、というゴールならいくつか思い浮かぶかと思います。
では、なぜそのゴールを目指すのか、自分の言葉で説明できる方はそう多くはないかもしれません。
何かを達成したいと願う時、そのゴール設定は非常に重要です。
ゴールにたどり着きたい理由が明確であればあるほど、諦めずに続けることができます。
その過程において、「自分にはこのゴールに到達できる力がある」と自信を持つことが最初に必要になります。
そもそも自信とは何でしょうか?
人によっては、今まで苦労して身につけてきた経験や知識、蓄えや財産を持っているなど、より多く何かを持っていることが「自信のある状態」と考えるかもしれません。
しかし、このような認識でいると、自分より知識のある人が現れたり、財産が失われた場合、その自信が揺らいでしまうかもしれません。競争をし続けてより強くなければならない、より多くのものを持ち続けていなければならないことになります。
経験や財産の少ない若者は自信が持てないのか?
体力が衰える年長者は自信をなくすしかないのか?
自信とは永続的であり、簡単に揺らいだり無くなったりするものではありません。
それでは、本当の自信とは何か?
本当の自信とは、何か多くを身に着けることではなく、何も持ってない自分であっても大丈夫だと思えること。
つまり、自信を持てるようになるプロセスは、身についているものを手放していく作業だと考えています。
両手離しで今の自分を信頼できるようになることで、日々の不安はなくなり、いつの間にか自信がついていたと感じるでしょう。
2. 課題を整理する
次に、目標へ対しての課題を整理していきます。
- 目標はあるけど何から手をつけて良いかわからない
- やるべきことはわかってるけど、気が乗らない
- 今のままではいけないと思うのに、どうしたらよいかわからない
- 他にやらなきゃならないことに意識が向いてしまう、集中できない
その目標を叶えたいと思いつつも、阻害するたくさんの感情があると思います。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような、思考のループに入っている場合がほとんどです。
聞き屋は、客観的な立場からあなたの視野を広げるような質問を投げかけます。それにより、なぜそれが必要なのか、不要なのになぜ手放せないのかなど、気持ちの持つ本質に触れていきます。
時間は有限です。全てのことを完全にやるには人生の時間は足りません。
数あるやりたいことの中から本当に大事なことは何か、本質を見つけていきます。何を選べば迷わずに自分の人生を進められるのか、このステップで整理を行います。
今抱えている課題が徐々に整理されると、本当にやるべきことが見えてくるので、自然と行動したくなってきます。
3. 習慣化する
ここが、目標達成へのアクションを起こすスタートラインになります。
- 自分にはこれらの課題を乗り越える力があると信じられること。
- そして、課題の本質を理解し、整理できていること。
ここまでに、困難を感じさせていた感情が整理され、自分の未来をイメージできる状態になっているでしょう。
とはいえ、昔から三日坊主というように物事を継続的に実行するには困難も伴います。
日々の取り組みを習慣化し、考えなくても行動に移せるよう、このステップでは時間管理の方法と習慣化の仕組みの話やサポートを行います。
継続することを妨げる要因があれば、その感情を深掘りし解決していくことで、実行できない理由が無くなっていきます。
継続セッションの都度、ご自身で宿題を設定していただき、達成感を感じながら目標到達まで進んでいただけるようになります。